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TDWでは個人のクリエイター以外にも幾つかの企業も参加している。
2日からの後半期から参加しているHAKUTOさんはなんと月面探査ローバーを開発している企業。
事前申し込みをしておけば操縦体験が出来ると言うことで、多くの子ども達がタブレット片手に宇宙飛行士のちょっとした疑似体験をしていた。
前方に障害物がないかタブレットで確認して前進させる。動きはかなりスローではある。
月面にはクレーターなど大きな障害や、小さな石もいたるところに転がっており、障害物にぶつかって操縦出来なくなっても地上のように手で向きを変えたりは出来ない。
月面では早く動くよりも障害物をいかに躱し前に進むかが重要である。
当然とは分かっているが、ラジコンのようにもう少し早く前進してほしいと思ったのは私だけだろうか。
なんとこのローバー、XPRIZE財団によって運営されている月面ローバーの国際賞金レースに参加中。
世界10カ国以上から16チームが参加。レースの結果は来年以降とのこと。
ローバーは完成しているが、月面へ持って行くためのロケットの資金面など、
ローバーが月面に降り立つにはまだまだ課題を乗り越えないと行けないとか…
聞くところではロケットで1kgの物質を乗せ飛ばすのに1億円かかるそう。
なので軽量化は必須であり大きな課題だったようです。
ちなみにHAKUTOのローバーの重量は約4kg。他の参加チームと比べてもかなり軽量化されている。素晴らしい技術力である。

たくさんの子供達が目を輝かせてローバーを操縦している。
もしかしたら操縦体験をした子供達の中から宇宙飛行士を目指す子が現れるかもしれない。
HAKUTOの月面探査ローバーは、宇宙を夢見る子供達に夢を届け、そしていづれ私たちに月面の映像を届けてくれるに違いない。
月・火星・宇宙…今より身近に感じる時代はもうすぐそこまで来ているような気がする。
これからもHAKUTOを応援して行こう…
2 Comments on “月面探査ローバー”
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