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マレーシア最古の寺がマラッカにある。
青空亭と書いてチェン・フー・テンと言う中国仏教の寺院になります。

海外の寺院を訪れる度に感じるのが色鮮やかに装飾されている外観。
日本の寺院は燻し瓦に土壁や板張りを外壁とし、
柱は木の素材感をそのまま感じる仕上げとなっていることが多い。
同じ木造建築でも仕上げが違えば空間が醸し出す空気感も変わり趣も変わります。
これは良し悪しの問題ではなく同じ仏教にも、
大乗仏教と上座部仏教があるように、
仏教が伝わった時期・地域によって教えが微妙に違うのと同じだと思います。
思想は建築にも反映されて当然であり、寺院に限らず建てる人の思いでカタチは変わる。
そう言う意味では寺院建築は思想がそのまま趣に反映される分かり易い例なのかもしれません。

ちなみにここマラッカには、
マレーシア最古のイスラム教モスクにヒンドゥー教寺院、そしてキリスト教会があります。
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